お知らせ

甲斐市の家~Standard Plus~

2024年12月5日

甲斐市の家~Standard Plus~

2024年もあっという間に過ぎ去り、残り1か月となりました。
皆さんも忙しない日々を送っているのではないでしょうか。

さて、今回は先日お引き渡しさせていただいた甲斐市の家(IROHA CRAFT Standard Plus)を紹介させていただきます。

こちらのお家では南北方向に長方形の敷地のため、Plus部分1室を南側に配置して敷地を有効に使える計画としました。お家の中はお施主様の要望が沢山詰まった素敵な空間を随所に施工させていただきました。

玄関入って正面にはR壁のニッチを作り、北側玄関でも暗くならないように縦に細長い窓を入れて採光の取れる計画としました。

LDKでは、キッチンの背面と対面にはお施主様のご要望に応じて収納を製作。
カーテンBOXも製作しスッキリとした空間となりました。また、階段の壁面の一部にはガラスブロックを取り入れてみました。

2階には壁を棚に囲まれた書庫スペースも計画。
今回も素敵なご家族のお家づくりに関わらせていただき、とても嬉しく思います。

11月に見学会も開催させていただきました。ご来場の皆様ありがとうございました。

2024年残りも気を抜かないように日々過ごしていきたいと思います。

オサダ


後世につながる、愛着ある建物づくり

2024年12月1日

後世につながる、愛着ある建物づくり

今日からいよいよ12月がスタートしました。12月と言えば、私たちの年末恒例となったリノベーション・オブ・ザ・イヤー2024の授賞式が12日に控えています。私たちがエントリーした作品も無事に1つコマを進めてノミネートされました。結果については改めてまたお知らせいたします。

流行で終わらせないリノベーションの真髄|リノベーション・オブ・ザ・イヤー2024|リノベーション協議会

ちょうどよい機会ですので私たちのリノベーションへの想いをブログに綴りたいと思います。

私たちIROHA CRAFTが設計する上で心がけているのは「後世につながる、愛着ある建物づくり」です。ヨーロッパでは築100年を超える建物も多く、歴史があるほど価値が上がります。それに対し、日本ではこれまでスクラップアンドビルドが繰り返され、その平均周期はおおよそ30年と言われています。まだまだ使えるのにもったいないという感覚と共に、愛着を持つことで後世へ受け継いでいくことができると考えています。

細かなメンテナンスを行いながら、ライフスタイルの変化に合わせたリノベーションで手を加え、ずっと愛着を持って使い継ぎ、住み継がれる建物づくりを心掛けています。

そんな想いもあってなのか、IROHA CRAFTではリノベーションの需要が多く、年間を通してリノベーション案件が新築案件を上回っています。来年4月から建築基準法が改正され、法6条第1項の4号特例が縮小されることが決まりました。この改正で木造平屋200㎡以上の建物のリノベーションには確認申請が必要になるため、リノベーションに関わる準備期間や予算が大きく膨らんでしまうことになります。

多くの方がリノベーションから新築へ移行していくことが予想されます。そんな風潮になっていく今だからこそ、私たちはモノを大切にする心をベースに、住宅をはじめ、リノベーションまちづくりプロジェクトに積極的にかかわり、リノベーションの魅力や可能性を全国へと発信し続けていきたいと思っています。

千葉

思い出の場所

2024年11月27日

思い出の場所

さすがの私でも、半袖で過ごすには厳しい季節になってきましたね!とは言え、日中は汗ばむ日もありますので、我が家の扇風機は一年中活躍しております。

活躍と言いますと、来月は「リノベーションオブザイヤー2024」の発表もあります。今年も一時審査を突破し、リノベーション作品226点の中から、最終66点にノミネートされました!授賞式は12/12㈭、結果が楽しみです。

流行で終わらせないリノベーションの真髄|リノベーション・オブ・ザ・イヤー2024|リノベーション協議会

話はかわりまして、先日、イトーヨーカドー春日部店が閉店し、52年間の歴史に幕を下ろしました。

なぜこの話かと言いますと、私が大学時代にここでアルバイトをしていたからです。新店舗にリニューアルオープンした際にここで約2年バイトしていました。そして今年、閉店してしまうと聞いたので、当時のバイト仲間と集まって、最後の瞬間を見届けました。思い出の場所がなくなってしまうのは、とても寂しいですが、仲間との出会いや、大切な時間を与えてくれたこの場所には、感謝の思いしかないですね。閉店時間には、入口付近は多くの人が集まり、ありがとうや感謝の言葉が飛び交っていました。私も泣きました、ってか取材されました笑

https://youtu.be/ZH3A27n53HI?si=TO1kI1sTJigPKHvp

建築やまちづくりの視点で考えると、いままで地域の皆様に愛されていたこの場所が、次にどのように活用されるのか、あるいは建物が取り壊されるのか、気にもなります。

山梨では、やはり地元民に愛された「岡島百貨店」が閉店し、建物は取り壊され、今新たな商業施設として再開発が進められています。春日部市の場合、駅近のあの場所をどう活用していくのか?誘致するのか?まだ未定のようですが、今後の県や市の動向が楽しみです。ちなみに私なら、

①「サトーココノカドー」としてニューオープン!

②クレヨンしんちゃんミュージーアム 入場料1500円 子供は無料

③カコリ(ニコリ、ココリの兄弟として。そう言えばニコリは元ヨーカドー!)

どれかですかね笑 楽しみ♪

始まりがあれば終わりがあって、終わりがあるとまた何かがはじまって、またおわる。また始まる。2024年が終わって、2025年が始まる。どうやら、始めないと終わりがこないようだから、私も新たに何か始めてみようかな。アメリカヤも同じ事。20年ほど前に閉店したけど、新たな力でまた復活!誰かにとっての思い出の場所が、あかりを灯しております。

今年も残すところあと少しですが、どうぞよろしくお願いします。

KUBOSAWA

「紡~tsumugu~」

2024年11月23日

「紡~tsumugu~」

現在リノベーション工事をお手伝いしているベーストヨトミ古民家宿プロジェクト。お盆明けより工事着手して早3か月が経とうとしています。

木工事を担当している飯野大工さんと深沢大工さんは木造建築を知り尽くしたベテラン中のベテランの職人さんで、別棟の取り壊したお蔵から転用した古材梁をカウンターや階段に造作しております👍

厨房の櫓も無事に完成しヴィンテージ瓦と古材梁カウンターの雰囲気もばっちり決まりました◎

古材という事もあり反りやねじれが入った癖のある建材でしたが、見事に納めてもらいました!こういった職人さんの長年の技術を間近で見ると痺れますね☺

木工事も折り返しを過ぎもうあと一息!12月から仕上工事に入り来年3月のオープンに向け引き続き工事を進めていきます。

そして皆さんにベーストヨトミさんをもっと知っていただき、応援していただければと思いこちらをご紹介をします⇊

代々受け継いだ築200年の古民家を宿に!農泊のできる宿 「紡~tsumugu~」 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

実は野菜が大好きな私なのですが、このプロジェクトが完成して旬の野菜を頂く日を待ち遠しくしている一人でもあります🥬🥬

古民家の名前は「紡」。

養蚕で使われてきた古民家に由来した素敵な名前ですね◎

このプロジェクトと皆さんがより多くの繋がるきっかけになれば嬉しいです。

上野

朝気の家完成!

2024年11月19日

朝気の家完成!

先月に続いて、私の担当現場が続々と完成しております!今回はこちらをご紹介いたします。

こちらの現場はつい先日にお引渡しを終えた現場になります。元々住まわれていた住宅を取壊し、耐震の面を考慮しまして新築住宅に建替えを行いました。旧家から使われていた建具や、ガラス、ブラインド等を再利用しました。既存の建具を使いながらということで納まりに頭を悩ませましたが、、無事納める事ができました。階段周りや、オーナーさんのDIYの繊維壁、こだわり詰まったお家となりました。素敵な住まい作りに携わる事ができて嬉しい限りです。

この度は本当にありがとうございました。

私自身もすごくステップアップできた現場になりました。引き続き精進して参ります。

現場監督 飯島武蔵

精進湖からの登山

2024年11月14日

精進湖からの登山

数年来の趣味で登山に行ってきました。 いつもは山梨の北側や八ヶ岳付近を登ることが多いので、今回は南の方に行ってきました。

調べたところ、精進湖から周遊するコースがあるということで精進湖から北側にスタートです! この日は空が高く、澄んでいて、スタートからテンションが上がります。

序盤はそこまで険しい道ではないので周りの景色を楽しみながら登ります。登山は山頂にたどり着く達成感や景色が喜びの一つですが登り進めるうちに景色が変わり、その変化も楽しいなと思って登っています。 段々と登りが続くようになってきてキツくなってくるのですが、上から精進湖が見えるようになり、富士山も少しずつ大きく見えてきて勇気づけられます。

1時間ほどで「三方分山」の山頂に到着!振り返ると精進湖と富士山とその手前の小さな山(大室山)が1つのアングルから見えるのは想像以上で登ってきて良かったと思えます。

今回はここから精進湖の西側を回るように進みます。 ここからの方が長かったです。。。それでも富士山がずっと見えているのでがんばろうと思えました。

そして、最終目的地「パノラマ台」に到着です!周りの木々がなく開けていて、富士山とその下の青木ヶ原樹海の大きさ、緑の深さに圧倒されました。

よく見ると富士山の左上に三日月も見えました!

振り返ると本栖湖も!

ここで最近のお決まり、カップラーメンを食べます!ガスバーナーでお湯を沸かして食べるのですが、山頂で食べるこれは格別に美味しいです‼ 富士山を近くに感じながら、しばしゆっくり過ごしました。

今年は暑かったせいか、紅葉が思ったより進んでいませんでしたが、色づき始めの山はそれも趣きがあり癒されました。 日常の喧騒から離れ、山に登る時間は非日常で、考え事をしたり、または何も考えないでぼーっと歩いたり、心も身体もリセットされるそんな時間が楽しいです。

丸山

アメリカヤ 1階 その後

2024年11月10日

アメリカヤ 1階 その後

今年の4月に惜しまれながらもボンシイクがアメリカヤを卒業して早半年が経ち、オフィスを出るといい匂いに誘われる日々も恋しくなりました。
空っぽになった店舗を覗いていかれる方もたくさんいて、あそこはこれからどうなるのだろうと気になっている方もいるかと思います。

現在少しづつではありますが、打合せをしながら新たなお店の準備を進めております。

そのお店が、リノベをお手伝いさせていただいたtokidokiさんでイベント出店されるという事で遊びにいってきました。

久々のtokidokiさんは
たくさんの光が入り込んだとても居心地の良い空間で
相変わらずの松野さんご夫婦の笑顔に癒されてきました。

そこで同じくリノベをお手伝いさせていただいた石田西洋菓子店の皆さんにも遭遇。すっかり街の顔なじみも増えました。笑

お待ちかねのお料理のほうは豚のポルペッティ(肉だんごの事のようです)をはじめとしたデリの盛り合わせ。 どれもおいしくてアメリカヤで食べられるのが待ち遠しい!

食後にアイスコーヒーとテイクアウトでキャロットケーキも買えて
仕事を忘れて優雅なおひとり様ランチタイムを満喫してきました。

アメリカヤ1階で開業準備中なのは 食堂と喫茶 Evans

「あたたかい一皿を」
老若男女、誰もが気軽に入りやすく居心地よく過ごせるお店を作っていきます。

オープン情報などは決まり次第ご案内できればと思いますのでお楽しみに!

Parfait tokidoki

石田西洋菓子店

食堂と喫茶 Evans

深澤

SCAPEについて

2024年11月5日

SCAPEについて

こんにちは。
11月となり朝晩が冷え込んできましたね!いよいよ冬という感じがしてきました。

今回のブログはアメリカヤ5階SCAPEについて紹介したいと思います。

アメリカヤ最上階である5階はフリースペースになっており、普段はどなたでも自由に使える空間となっております。

開放的な窓から韮崎の街を一望できるこの部屋は、ハンモックが大人気で電車の待ち時間やちょっとしたお仕事、時には学生、こどもたちの憩いの場となっています。

また、 SCAPE は貸切りでのご利用も随時受け付けております。
ポップアップや展示会、音楽ライブ、ゲーム大会、ヨガ教室などのイベントや、写真撮影、ダンス練習などプライベートなご利用、会議、セミナーなどの法人様のご利用も可能です。

私の事務所での席は、事務所の中から階段を見やすい(見られやすい)位置に座っています。いつも5階へ駆け上がる子供たちの姿や、カメラを持っている方、観光客、地元の方など色々な利用者の方を観察することができます。
今後もSCAPEが、様々な人がつながり、地域の憩いの場になって欲しいと思いますし、子供たちが遊んだ思い出から、また次世代にアメリカヤが語り継がれていけばいいな~なんてことを思いながら、4階の事務所から階段を上り下りする方々を観察していきたいと思います。笑

【貸切り利用】
9:00~18:00
4時間まで¥3,000-(税込み)
4~8時間¥5,000- (税込み)

ご予約はこちらアメリカヤHPのフォームからお願いいたします。
https://americaya1967.jp/scape/

時間外の貸出や長期間、またはイベント等についてなどもお気軽にご相談ください。
※予約フォーム送信後、数日のうちに返信メールが届かない場合はお手数ですが別途アメリカヤメールへお問い合わせください。

アメリカヤ横丁に新店OPEN!

2024年11月1日

アメリカヤ横丁に新店OPEN!

アメリカヤ横丁に、新たに2店舗がグランドオープンしました!お店のリノベーションをお手伝いさせていただき、イロハクラフトスタッフでお邪魔してきました。

1軒目は「ethnic food & BAR STRIKERS」。オーナーはわざわざこのアメリカヤ横丁を選んで横浜から移住してきてくれました。元々のお仕事は店舗の内装などを手掛けていたということもあり、オーナー拘りでオレンジ色ベースの温かい雰囲気に仕上がりました。お料理はというと、パクチーの効いたネパール、ベトナム料理、そして世界各国のお酒が棚に並び、旅する気分でお料理とお酒を堪能しました。

続いて「ギャルソンマン」をハシゴしました。ギャルソンマンは本町通りにある人気店「koti」のご家族で運営されています。ご家族のチームワークが見事なもので、2つの店舗の状況により臨機応変に対応されています。こちらの内装は古い柱や梁によく合う、朱色の漆喰塗りです。オーナーご家族のDIYで塗られました。

ちなみにギャルソンマンではワインを少々、そして〆に鴨蕎麦をいただきました。これがまたとても美味しくクセになりそうな一品でした。

どちらもとても美味しくゆったりとした時間が流れていて、お腹も心も満たされました。やっぱり横丁っていいなぁ。現在、8店舗目のお店を計画中です。今後はまわりの空き物件も巻きこみ、20店舗規模の大型横丁を目指したいです!

皆さまも是非一度ハシゴ酒してみて下さい。

千葉

もうあと2か月。

2024年10月27日

もうあと2か月。

10/27、今年は中々気温が下がらずこの時期でも日中はまだ半袖で行けますね。とは言え、私は異常なくらい暑がりなので、毎年の事、まだまだ当分半袖で行けちゃいます。

今年もあと2ヶ月となりましたが、皆様方のおかげで、忙しく楽しく、また厳しい時期もありましたが、ここまで充実した日々をおくっています。

IROHA CRAFTは、現在3人の現場監督がおります。若い順から、飯島、上野、窪澤です。このメンバーでそれぞれの状況、地域、新築、リノベ、工期を検討した上で、工事担当を決めています。軽快に動きまわれる若手が、新築や大規模リノベを担当し、古株の私は小規模の工事、一般的には小口工事と呼ばれる工事を担当してます。

小口工事には色々な内容があります。トイレ、お風呂の交換から、エアコン取り付け、内装貼り替え、和室から洋室に、ベランダ防水など、その内容は様々で、今年は70件近くの依頼があり、受注しております。もちろん、建築屋さんなので、家に関わる工事は、基本的になんでも工事できますよ👌

ちょっとだけ振りかえると、教室の入口サインの提案、取り替え。これだけで学校のイメージもだいぶ変わりました!

古民家の土間打ち施工、土間打つ事で土埃もおさえらて、活用の幅が広がります!

ホテルの床貼り替え工事、39年間貼られていた絨毯を剥がし、オークの無垢板に貼り替え。イメージが一掃しました!

キャンプ場の浄化槽入れ替え工事

などなど、住環境に関わる建築工事はさまざまでありますが、こう言う小口工事は、今お使いの建物を改修する事が多いので、日々の生活に身近であり、それに対しての快適さをすぐに実感できる工事だと思います。

住みながらや、工期は短いなど、条件としてはなかなか難しい事が多いですが、これも監督の采配、腕の見せ所って事ですね。

今年もあと2ヶ月、腕だけじゃなく足も、見せられるところは全部みせて、奮闘してまいります。残りもどうぞ宜しくお願い致します😄

kubosawa

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