自邸工事を通して感じたことや体験段をざっくばらんにお伝えしていく深澤邸解体新書。
第3回は上棟編です。
基礎工事が終わるといよいよ木工事がスタートします。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、父はイロハクラフト大工チームの一員です。
自宅の木工事は父に担当してもらいました。
僕自身、できる事は自分でもやりたいという思いもあったので、
休日や出勤前の時間を使いながら父と一緒に作業する中で、
学生時代によく父の現場に手伝いに行っていたのを思い出しました。
7月下旬の一番暑さ厳しい中での土台敷は過酷極まりない。
いつも暑い中、寒い中、現場で作業してくれている父はじめ職人チームに改めて脱帽です。
なんとかギリギリ土台敷も終わって上棟日を迎えました。
いつものイロハ大工チームに加え、板金屋さんと休日返上の上野君も手伝いに来てくれました。
僕自身も休みを取って作業に加わりましたが、
高いところは苦手なので下専門です。
お天気にも恵まれ、酷暑の中作業も順調。
昼食は昔から行きつけのお店のマスターにお願いして
上棟スペシャル弁当を作ってもらいました。
パワーチャージして午後の作業。
日暮れギリギリ、なんとか無事に上棟です。
上棟式こそ行いませんでしたが、
自分たちで酒、塩、米でお清めを行いました。
僕も2階からお酒で清めてもらいました。
新築工事におけるビックイベント「上棟」
最近は上棟式を行う機会は少なくなったけれど、
やっぱりこの日は特別な1日です。
ちなみに上棟式とは
上棟までの工事が無事に進んだことへの感謝と、
これから完成に向けて工事がうまくいくように祈願する意を込めて行われていました。
建方は自分の家がどんな風に建てられていくのかを見る事ができるいい機会です。
お仕事の都合で見に来られない方も多いと思いますが、
もし都合がついたら少しでも見学に来てください。
そして、
上棟式まではしなくても、大工さんに感謝を伝えるいい機会かなと思います。
深澤