お知らせ

境川の家

2024年3月19日

境川の家

今回はこちらの進行中物件をご紹介いたします。

今月の6日に建て方を行いました。前日には雪が降り、天気が危ぶまれましたが、大工さんの協力の下、安全性を確保しながら無事に建て方を行うことができました。

こちらの建物のお施主さまはいつも弊社にご協力いただいている大工さんの娘さんご夫妻の住宅になります。

私が入社当時から色々とお世話になっている大工さんです。現場のことで分からない事があれば教えてくれたり、相談に乗ってくれたりと、とても優しい方達です。恩返しではありませんが素敵なお家が築けるよう大工さんはじめ、各業者さんと一体となってサポートさせていただきます!

建て方当日にはみなさんでお昼をいただき、新調したイロハヘルメットでパシャリ。

夕方には上棟式が執り行われました。参加させていただき、改めて気の引き締まる想いとなりました。

team irohaで一丸となって頑張ります!

musa

東京見学

2024年3月14日

東京見学

少し前に勉強として東京見学に行きました。

いろんな所を見たのですが、おしゃれな建物が多かったり、数年前とは変わっている街並みがあったりと刺激を受けました。

途中、高輪ゲートウェイ駅周辺に寄りました。

絶賛、工事中で、何階建てなんだろうというくらい高い建物(5階建てだそうです)で迫力がありました。

車両センターがあったということで規模も大きく、まさに街を作っているような感じでワクワクしました。

来年3月に運用が始まるそうです。

東京という都会なので、建物はガラス張りで先端のデザイン、周りはマンションがたくさんあり、ビジネス街という印象でした。
都会で開発する以上、こういった開発になるのは仕方ないんだろうと思いつつ、ぬくもりというか親しみやすさはあまりないと思ったり。。。

それは山梨という田舎に住んでいるからギャップがあるのかもしれません。

工事中の現場を見ながら、「街づくり」とは何だろう、と改めて疑問が湧いてきました。

簡単に答えが出るものではないし、正解があるものでもないですよね。 観光地と住宅街では求められるものは違うし。。。

帰りに、夜の街に浮かぶ東京タワーを見て、懐かしいというか、温かい気持ちになりました。(夜の東京タワーって何かいいですよね!)

東京タワーも出来た当時は最先端の建物として見られただろうけど、歴史とともに愛される建物になっていったのかなと思います。

駅近くのアメリカヤというビルの中に事務所を構えるウチの会社。そして事務所がある韮崎は昔からの建物とリノベした建物が混在していて、新しく大きな建物は少なく、全体としてはレトロな街なのかと思います。

新しい建物の良さもあるし、昔からの建物にも良さがあります。

街づくりの答えは出ないし、自分が出来ることは建築に関することだけれど、店舗に関わるときには街づくりということを特に意識して、(住宅に関わるときも)、周りに住んでいる人に少しでも興味を持ってもらえたり、いい建物だなと思ってもらえるように日々精進したいと思います。

丸山

深澤邸 解体新書~着工編

2024年3月10日

深澤邸 解体新書~着工編

自邸工事を通して感じたことや体験段をざっくばらんにお伝えしていく深澤邸解体新書。
第2回は着工編です。

第1回タイミング編はこちら

長ーい土地決済までの道のりを終えて
いよいよ工事スタート。
の前に、多くの方がされるであろう地鎮祭。

地鎮祭にも色々とやり方があって、
今までも色々な形で執り行われる地鎮祭に参加させていただいてきました。

我が家はお坊さんに来ていただいて、
仏式にて執り行いました。

形はどうであれ、気持ちが大事だと個人的には思います。

地鎮祭を終えて、すぐに基礎工事着手といきたいところですが、
そうはいかないのが畑。

もともと梅畑のため伐採伐根やら畑かんの撤去やらやる事てんこ盛り。

業者さんに任せてしまえばよかったんですが、
できるところは自分でやりたかったので
慣れないチェンソーやら重機やらでなんとかDIY造成。

大変だったけれどこれは楽しかったです!

分譲地などの宅地はそのまま家が建てられるけれど、
畑の場合はこのあたりの予算やスケジュールも見越しておくのが大切ですね。

ここまで来てようやく基礎工事着手。
基礎工事がはじまるとワクワクしてきます。

定点観測が朝の日課。あっという間に基礎工事完了。
隣に住んでいたので日々の変化が嬉しかったです。
(なかなか変化しないような日もありますが。)

いざ現場がはじまると、
「今日はどのくらい進んだかなー?」とか
「どんな工事をやっているのかなー?」とか
「いつ仕上がるのかなー?」とか
色々気になる事がたくさんあります。

現場の流れがわかっていて、隣に住んでいても感じるくらいなので、
工事をご依頼いただく皆さんはもっとそういった思いが強いのではないかと思います。

ですが、毎日現場を見に行けなくても
現場監督が皆さんに代わって現場を監理し、日々工事の様子をLINEで写真報告しておりますのでご安心ください!

それでも気になる事などがあれば、ため込まずにご相談いただく事が大事だと思います!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は上棟編をお届けします!

深澤

OPEN HOUSE開催しました!

2024年3月5日

OPEN HOUSE開催しました!

3月2日、3日の期間で「IROHA CRAFT Standard」オープンハウスを開催いたしました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

「IROHA CRAFT Standard」では、日本の住宅が抱える課題に対し、明るく開放的な空間、シンプルで明瞭な動線を提案しています。経年変化を楽しみながら、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる住まいを目指しました。オープンハウスでは、これらの特徴を実際に体感していただき、さらにはお施主様のこだわりなども見ていただきました。

特に印象的だったのは、参加者の皆様からの家づくりの熱心な質問と、家づくりに対する情熱を感じることができた点です。住宅に対するこだわりや、生活に対する想いを共有できた瞬間は、私にとっても大きな刺激となりました。

また、オープンハウスを通じて、新築にするかリノベーションにするか、どちらにしようか迷っている方にも、それぞれの選択肢が持つ魅力や可能性を知っていただく良い機会となったと感じています。新築とリノベーション、それぞれに適したライフスタイルや価値観があり、私たちはお客様一人ひとりの夢や希望を形にするお手伝いをさせていただきます。

参加者の皆様から好評を多くいただくことができ、このオープンハウスを通じて、より多くの方に「IROHA CRAFT Standard」の魅力を知っていただけたことを心から嬉しく思います。今後も、理想の住まいづくりを目指し、皆様の期待に応える家づくりを提供してまいります。

長田

山梨ワーケーションツアー

2024年3月1日

山梨ワーケーションツアー

一昨日の2月28日、山梨県主催の「山梨ワーケーションツアー」でアメリカヤビルを訪れてくれました。今回のツアーテーマは【サステナブルな事業開発】【まちづくり】ということで、アメリカヤ復活から今までの6年間を写真で振り返りながら紹介させていただきました。これまでまちづくりは意識してきましたが、サステナブルという点については考えたこともなかったので、紹介しながら私自身にも多くの学びがあり、ブログに書き留めたいと思います。

まずはじめに、今なぜサステナブル(持続可能)が必要なのかということです。アメリカヤに限らず、まちのシンボルの復活、複合施設のリノベーションなどはよくある話です。一般的に話題になるのはおよそ1、2年です。しかし、1年や2年程度ではまちを変えることはできません。アメリカヤの場合は一過性のものではなく、建物から線、面で波及させ、復活から6年という連続性があることで注目を集めているのだと思います。空き店舗がたくさん存在することから、まだまだその可能性を秘めています。

次に、なぜイロハクラフトがそれを実現できているのか考えてみます。理由は大きく3つが考えられます。1つ目は自らの事務所を4階に置いていることでまちづくりへの覚悟ができているところだと思います。自らがその場にいることでアメリカヤのことはもちろん、界隈の変化や様子がよく見えるようになります。2つ目は自身も商工会や観光協会に所属してまちの中で横のつながりを大切にしていることではないでしょうか。つながることで活動の幅も広がります。実際に、空き店舗ツアーなどは市役所や商工会との協力体制があってこそできていることです。3つ目は一番重要なことです。それは本業を自立させることです。私たちの場合、建築業で自立しているからこそやりたいこと(まちづくり)ができている。まちづくりで利益を得なくてもよい環境がある。それが結果、共感を生み、人を呼ぶことにつながっているのではないでしょうか。

最後に、山梨県、韮崎市で新規事業を行う魅力について質問がありました。それは空き家や空き店舗が多く存在することで家賃が安価で自分の好みの建物に出会えることだと思います。実際、アメリカヤやアメリカヤ横丁も賃貸情報が公に出ていたわけでなく、自ら探し直談判したものです。それから、特急あずさで1時間半という好立地であることも魅力の1つかと思います。近年では2拠点居住で首都圏とつながりながら仕事をされる方も増えてきています。

以上が今回のツアーでお話ししながら自らも学んだことです。これから先も、更なる魅力的な自分づくり、そして会社づくり、まちづくりに取り組んで参ります。今後ともイロハクラフトをどうぞよろしくお願いいたします。

イロハクラフト 千葉健司

なるほど!ザ・建築

2024年2月27日

なるほど!ザ・建築

こんにちは。私の当番は毎月月末。もう、2月も終わります。

今回は、IROHAとは関係ないですが、建築のお話。

以前にもお話ししましたが、私は父親が大工さんだったので、その影響で建築の道に進みました。もし親がものまね芸人だったら、僕は新宿キサラで働いていたかもです。そんなレベルです。笑

そんなこともありますが、高校生から建築を学び、もう32年も経ちました!ここまで木造住宅中心に、営業、現場も含め、建築のいろいろなことを経験してきました。ですが、こんなに建築に携わってきても、まだまだ知らないことばかり。建築を100で表したら、そのうちの1%にも満たない位の経験値なのかと思います。とても幅広く、奥も深いです。海と同じようです。

そんななか、約10年ほど前に、甲府のNHKさんの移転に伴い、解体工事が行われていました。どうやってあの高さ70mほどの鉄塔を撤去するのだろう?経験したことのない私は、疑問しかありませんでした。

特に足場もなく、この状態。皆さんはこれからどうなると思いますか?

それでは答え合わせ。(途中の良い画像がないですが)

まずこうなりました。マジックでも使ったかのような、とても違和感のある光景!そして、そのあとは、

およそ1週間、あっという間の出来事でした。

答えは、

作業員さんが鉄塔に上り、鉄骨をガスを使ってカットするガス切断(酸素切断)を行い、吊り下げ可能な二段階にカット、2台のクレーン車を使って下に降ろしたようです。

なるほど、なんとく想像はついたけど、実行するとなるとかなり危険で大変な作業です。

このような作業もそうですが、身近なところだと、こんな狭小地にどうやってこの家を建てたのだろう、重機は入れたのだろうか?とか、あるいは、今朝はここに建物なんてなかったのに、帰ってきたらあらビックリ!なんか建物が出来上がってるしー!なんて事もよくありますよね。

これこそがまさに、なるほど!ザ・建築!!

まだまだ知らないことばかり。毎日が新鮮であり、そして苦難の連続。けどその先には楽しみがあり、経験値となり実績となるのかな。

4月から建築に携わるかたも多いのではないでしょうか?ともに学び、知ることで、見えてくる世界が広がると思うので、私もこの先、2%を目指して頑張ります!

Kubosawa

石田西洋菓子店~工事編~

2024年2月23日

石田西洋菓子店~工事編~

先日ご紹介した「石田西洋菓子店」。

石田さんのご紹介やちょっとした零れ話などをご紹介しましたが、今回は工事着工から完成までをご紹介したいと思います!

韮崎市内にある”サスヨビル”は元々ガス供給会社をはじめ様々な事業をオーナーさんが営んでいました。

50m程の長い敷地内に建物が立ち並んでおり、手前から今回テナントとして入居することとなった鉄筋コンクリート造2階建ての建物、真ん中には古くて雰囲気のあるお蔵、奥には2棟が立ち並ぶ昭和レトロ感満載のどことなく居心地の良い建物群です。

オーナーさんのたくさんの荷物を苦労しながら片づけて頂いた後、解体工事をスタート。

厨房機器を多く納入するため給排水のスール確保のためのハツリ作業はかなり堪えました。。。

大工工事では天井壁の新設、造作家具・カウンターの製作、外部ファサードの下地工事等いろいろと頭を悩ませながら試行錯誤の中工事を進行⇒⇒⇒

特にRカウンターとアクセントとなるモールディング、天井板張りの不規則貼は大工職人の技術を発揮してもらいました◎

仕上工事では石田さんに悩んで決めていただいたマリンブルーとチョコレートを連想させるブラウンで塗装仕上げ。

色バランス・組み合わせもよし👍

レトロ感のあるネーム看板で外観内観共に統一感があり洋菓子をイメージさせるような仕上がりとなりました!現在、開店準備中。オープンが待ち遠しいです!

ウエノ

御坂の家リノベ、進行中!

2024年2月19日

御坂の家リノベ、進行中!

前回に引き続き、今回も進行中現場をご紹介いたします。

場所は御坂町にありますこちらの建物。昨年の暮れから解体工事が始まりました。既存の天井、壁、床を全て取り壊しスケルトンの状態になりました。

束石も新規のものに取り替えが終わり、床下地の準備ができました。大工さんによって大引、断熱材を敷き終え、床伏せが完了しました。現在は、サッシュの取付が終わり、構造補強、壁下地を並行して進めております。

また、昨日はお施主さん立ち会いの下、電気配線検査を行いました。コンセント、スイッチ位置等、現場で細かく確認しました。今月末頃には断熱材吹付予定でおります。

お施主さまの想いに寄り添えるようしっかり現場を進めさせていただきます。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

飯島

雪の中で

2024年2月14日

雪の中で

先日、山梨でも雪が降りました。久しぶりに積もったなぁと感じるくらい降りました。皆様の地域は大丈夫でしたか。

そんな中、基礎工事が進んでいる現場で打合せがありました。

現場は基礎の配筋作業、設備屋さんが土間から外に出す排管スリーブを入れています。

雪の後で寒い中、作業をしている業者さんに感謝です。 雪の影響で多少段取りが変わった点がありますが、大きな影響はなく工事を進めていけそうなのでホッとしました。

また、別の現場では大工さんの工事が終わり、お施主様に確認をして頂きました。

前にも掲載した、階段の途中に書斎があったり、ロフトがある建物です。

大工工事が綺麗に終わり、これから仕上げの工事に入っていきます。完成に向けてこちらもワクワクします‼

このようにイロハクラフトではスタッフが現場で検査を行なったり、第3者機関である住宅瑕疵担保保険JIOの検査を受けたり、お施主様に確認をして頂いたり、チェックをしっかりと行ないながら工事を進めています。

良い建物を、お施主様に喜ばれる建物を作るために確認作業を大事にしています。

また、こちらの現場では完成見学会を予定しています‼

見学会の場所は南アルプス市小笠原になります。告知しましたらチェックしてもらえるとありがたいです。会場でお待ちしております。

丸山

深澤邸 解体新書 ~タイミング編

2024年2月10日

深澤邸 解体新書 ~タイミング編

実は昨年、自宅を新築しました。
なんとか年末に完成して、年始早々から新居で快適に暮らしています。
(自宅という事で残工事もありますが、、、笑)

いつもお客さんと打合せする時などは自分に置き換えて考えるように心がけていますが、いざ実際に建ててみると改めて気が付く事もたくさんありました。

これから住まいづくりを考えていく方に少しでも参考になればと思い、
スタッフ視点で考える住まいづくりの様子や体験談をざっくばらんに少しづつ紹介していこうと思います。

第1回は
どうして僕が新築する事になったのか。

住まいづくりのタイミングは 結婚や出産、子供の成長など 人それぞれだと思います。
僕は新築するまでは、大工の父が30年ほど前に建てた実家に二世帯で住んでいました。
もともと祖母のために二世帯住宅として建てていたスペースが空いていた事もあり、結婚して山梨に帰ってくるタイミングで少しの間、居候させてもらうつもりで住み始めて、気が付いたら10年以上経っていました。笑

その間、住まいづくりをまったく考えなかったわけではありません。
長男も4月で中学生になるので、数年前から「そろそろ自分の部屋を」と思い、
二世帯リノベを考えていました。

が、いざリノベしようと思い色々と調べはじめると、
近い将来、計画道路で取壊ししなければならない可能性が浮かんできました。
行政にも相談しましたが、「リノベ費用は保証できない」という事で動きがとれなくなってしまいました。

こうなれば、いつになるのかわからない道路拡張のタイミングで建て直しをと
半ば諦めも入りつつ、長いスパンで待つ覚悟を決めて数年が経った時、急遽隣の畑を売ってくれるかもという話になりました。

地主さんが高齢になり農業の跡取りもいないという事で地主さんのほうから話を持ち掛けてくれました。

それがだいたい2022年の春のこと。
そこから合間を見て自分で敷地調査やら協議、査定やら交渉などを行い、
ようやく契約になったのが2023年1月。

仕事柄すべて自分で行いましたが、
こういったケースの場合、不動産屋さんに入ってもらう事を強くおススメします。笑

これまで他の土地や中古を買って、新築やリノベというのも考えてはきましたが、なんとなく居候期間も長くなるにつれて、父母を残して自分たちだけ別の場所へ行くという事に対しての申し訳なさみたいなものがあり、現実逃避していたのかもしれません。
とは言え、今回建てた住まいは二世帯ではありませんが。笑

という事で急遽、新築する事になったわけです。

「人生最大の買い物」と言われる住まいづくりにおいて
どうしても慎重になりすぎてしまうけれど、ある程度の勢いも大事な気がします。
僕自身、このタイミングを逃したらきっと自分の家を持てなかったと思うし、
実際に新築してみてよかったなーと思っています。

タイミングって本当に大事ですよね!

次回は着工編でお届します!

深澤

Archives: