こんにちは。
気がつけばもう6月で、夏の到来を感じるような季節に入って来ました。
今回は中東情勢の影響でナフサ不足が叫ばれ、建築資材が全般的に打撃を受けていますが、断熱材についてのお話です。
住宅の新築やリノベーションを検討される際、「断熱性能」という言葉を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。
しかし、断熱材のカタログやネット情報では、
- 熱伝導率
- 熱抵抗値
- UA値
といった専門用語が登場し、何を基準に比較すれば良いのか分かりにくいこともあります。
今回は、住宅の断熱性能を考える際に知っておきたい基本的な指標についてご紹介します。

熱伝導率とは
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表す数値です。
数値が小さいほど熱を伝えにくく、断熱材そのものの性能が高いことを意味します。
断熱材の種類を比較する際によく使用される指標の一つです。
また、断熱性能は材料の種類だけで決まるわけではありません。
同じ断熱材でも厚みが増すことで、熱が伝わりにくくなります。
そのため、断熱材を比較する際には、材料の性能と厚みの両方を確認することが重要となります。

熱抵抗値とは?
熱抵抗値とは、熱の伝わりにくさを表す数値です。
断熱材の厚みと熱伝導率から算出され、数値が大きいほど断熱性能が高いことを示します。
断熱材を比較する際には、熱伝導率だけでなく熱抵抗値も確認することで、より適切な判断ができます。
実際に実務でも断熱材単体の性能比較をする際にはこの抵抗値を計算して比較する事が多いです。
UA値とは
UA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅全体の熱の逃げやすさを示す指標です。
壁・床・屋根・窓など建物全体を対象として算出されるため、住宅の断熱性能を総合的に評価する際に用いられます。
数値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能の高い住宅となります。
住宅会社によって採用している断熱工法は異なります。
大切なのは断熱材の種類だけではなく、建物全体として適切な断熱性能が確保されていることです。

住宅の断熱性能を考える際には、
- 熱伝導率
- 断熱材の厚み
- 熱抵抗値
- UA値
を総合的に確認することが大切です。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の暮らし方や価値観に合った住環境を選んでいただければと思います。
長田








































































