今回は私が過去に担当した店舗工事「Parfait tokidoki」さんのご紹介です。
アメリカヤから徒歩で5分掛からないほどの場所に位置するtokidokiさん。
都内から移住されたご夫婦でパフェ屋として開業されました。
約1年前に着工した工事で、ベースの部分は弊社で施工させていただき、左官や塗装などはオーナーさんがDIYしました。
昔は洋服の仕立て屋さんだった建物で、
間取りは、以前「seiotto」さんでも紹介した間口が狭く奥に長い商店街ではよく見られる形状をしています。
苦労した点といえば、給排水の工事でした。店舗では厨房のレイアウトによって給排水の配管ルートが大きく変わってきます。床下の状況など解体しないと分からないことが多いため、解体後に検討することも多々あります。
少し話は脱線しますが、長らく空き家となっている建物では排水設備が古いままで、昔の浄化槽のままであることが多いため、下水道への接続工事が付随する場合があります。工事費用も高額であるため、その問題がハードルとなり空き店舗の活用を断念する要因の一つとなることも少なくありません。しかし、韮崎市では「起業支援補助金」の一環で下水道接続の補助金制度が整備されています。詳しくはこちらをご覧ください。
DIYの部分はオーナーさんが納得のいくまで仕上がりにこだわり、床のモルタルを塗り直しなど、かなり大変な作業だったと思いますが、プロ顔負けの仕上がりとなりました。
弊社で施工した、モールテックスの製作ショーケースや、カウンター、テーブルもお店にとても馴染んだ仕上がりに。
店内にはオーナーさんのセンス光るオブジェや鉄板、トタンなどがおかれ、まるで美術館のようなこころ落ち着く空間となりました。
OPEN前から注目を集めていましたが、既に人気店となり県外からも足を運んでくるお客さんもいらっしゃるようです。私の知り合いでもtokidokiさんのファンになり、行くたびに報告の連絡をくれる方もいます。笑
私も昨年末の最終営業日に開店と同時にお伺いしましたが既にお店の前には行列ができており、ぎりぎり完売前にお目当てのシュークリームを購入することができました。
まだまだ今後のtokidokiさんにも大注目です!
ぜひ、皆さんも足を運んでみてください!!
長田