年が明けて半月ほど経ち、自分の気持ちも日常に戻ってきた感じがします。
正月休みで帰省した際、前回ブログで書いた小諸市、上田市の商店街を歩いてみました。

まずは上田映劇(映画館)で気になっていた映画を鑑賞。
100年の歴史を持つという老舗映画館。昔の雰囲気が残っていて、何度行っても懐かしい雰囲気で好きになります。ミニシアターを扱うことが多く、センスがいいと思ってますが、その映画情報も館内に展示されていて、「映画を観に来た!」という充実感があります。昔のドアもそのまま残っていていいですね。その道に特化しているからファンにはたまらなくなります。

そして、小諸市へ。改めて本町(ほんまち)という通りを歩くと、 石畳 の道路が残っていたり、冒頭の昔使っていた井戸が残っていたり、小諸ならではの歴史を感じる場所、建物が思っていたよりも多く残っていることを発見しました。若い頃は気付かなかった、感じなかったです。ゆっくり歩くだけでのんびりと落ち着いた気持ちになり、こんないい街並みだったんだなと思います。メイン通りではないので歩くことは少ないけれど、だからこその味わいがあります。


お店もよく見ると リノベをした飲食店が いくつか出来ていました。昔の作りを残したり(生かしたり)、木を使うことでカッチリしてなくて、うまく溶け込んでいました。小諸という派手ではない街にはこういう佇まいが合ってると思います。 お店はピザ屋さんだったり、カレー屋(夜は居酒屋も)、洋食屋さんが出来ていて、どのお店もこだわりがあって入ってみたいと思わせます。
こうやって歩いてみると、街が持っている歴史をリノベしたお店も引き継いでいるようで、新しいお店だけれど趣きがあるように感じます。街の奥行きが増していて歩くのが楽しいです。自分もお店をリノベすることで街が魅力ある街になっていくことに貢献出来たらと思います。

リノベしたお店で食べたカレーです。無垢の幅広カウンターが存在感ありました。お肉がゴロゴロ入っていて美味しかったです! メニューに カレー屋さんには珍しくトリッパというイタリアの郷土料理があって、また食べに行きたいです。
最後になりますが本年もよろしくお願い致します。
丸山