こんにちは。私の当番は毎月月末。もう、2月も終わります。
今回は、IROHAとは関係ないですが、建築のお話。
以前にもお話ししましたが、私は父親が大工さんだったので、その影響で建築の道に進みました。もし親がものまね芸人だったら、僕は新宿キサラで働いていたかもです。そんなレベルです。笑
そんなこともありますが、高校生から建築を学び、もう32年も経ちました!ここまで木造住宅中心に、営業、現場も含め、建築のいろいろなことを経験してきました。ですが、こんなに建築に携わってきても、まだまだ知らないことばかり。建築を100で表したら、そのうちの1%にも満たない位の経験値なのかと思います。とても幅広く、奥も深いです。海と同じようです。
そんななか、約10年ほど前に、甲府のNHKさんの移転に伴い、解体工事が行われていました。どうやってあの高さ70mほどの鉄塔を撤去するのだろう?経験したことのない私は、疑問しかありませんでした。
特に足場もなく、この状態。皆さんはこれからどうなると思いますか?
それでは答え合わせ。(途中の良い画像がないですが)
まずこうなりました。マジックでも使ったかのような、とても違和感のある光景!そして、そのあとは、
およそ1週間、あっという間の出来事でした。
答えは、
作業員さんが鉄塔に上り、鉄骨をガスを使ってカットするガス切断(酸素切断)を行い、吊り下げ可能な二段階にカット、2台のクレーン車を使って下に降ろしたようです。
なるほど、なんとく想像はついたけど、実行するとなるとかなり危険で大変な作業です。
このような作業もそうですが、身近なところだと、こんな狭小地にどうやってこの家を建てたのだろう、重機は入れたのだろうか?とか、あるいは、今朝はここに建物なんてなかったのに、帰ってきたらあらビックリ!なんか建物が出来上がってるしー!なんて事もよくありますよね。
これこそがまさに、なるほど!ザ・建築!!
まだまだ知らないことばかり。毎日が新鮮であり、そして苦難の連続。けどその先には楽しみがあり、経験値となり実績となるのかな。
4月から建築に携わるかたも多いのではないでしょうか?ともに学び、知ることで、見えてくる世界が広がると思うので、私もこの先、2%を目指して頑張ります!
Kubosawa