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上田市 海野町商店街

2024年1月14日

上田市 海野町商店街

こんにちは!年末年始の休みが終わり、お正月の雰囲気もすっかりなくなってきましたね。

その休みを使って、実家近くの長野県上田市を散策しました。上田市と言うと、真田昌幸、真田幸村で知られる上田城の城下町です。小さい頃は賑やかだった思い出があるのですが、商店街を歩くと閉店しているお店もちらほらあって、車の交通量は多いけれど、歩いている人は少ないなという印象でした。

今回の目的は映画を観ることで「上田映劇」という建物を見るというのも楽しみの一つでした。100年の歴史がある老舗映画館で一度閉館したこともあるそうですが、今はNPO法人が運営しているそうです。

外部は昭和のまま時間が止まったような建物で、タイルやさびが出ているところは味わいがあります。内部は昔からあまり変わってないと思う内装、外の雰囲気のままレトロを感じます。シートも昔のままなのか?正直、古いという印象と設備機器も便利とは言えないけれど、懐かしくホッとする感覚があり、今の若い人にはこれが新しく映るんじゃないかと思いました。

上田市は城下町ということもあってか、昔からの建物も見かけます。

こちらの建物ともう一つ別館があり、今回はそちらで鑑賞しました。

こちらは現代的な建物で、こちらはこちらで新しすぎなくて、本館に似た雰囲気があります。 ミニシアター系の作品を多く扱っているようで、映画好きが集まる、そんな映画館じゃないかと 思います。今回の作品も楽しめました!

商店街に戻って、長野県東信・北信の名物料理の一つ「五目かた焼きそば」を食べました。小さいころから好きな料理です。

今回、地元商店街を歩いて、シャッター街ではないけれど活気があるとは言えず、商店街が抱える課題というのは地域に関わらず、地方には深刻な課題だと思いました。

そんな中、人が集まっているスポット、お店もあり、そこは昔からの建物をそのまま生かしたり、部分的に残していて、そこには味わい深い懐かしさがあったり、歴史を感じます。

始めの写真はパン屋さん、日本酒蔵、骨董屋さんなどが、次は上田市から少し離れた鹿教湯温泉です。光っているのは氷のかまくらのような形にろうそくが入っていて、日本の良さを感じる空間でした。

今回、上田市を廻って、都会にはない、昔からの建物には歴史があって、そこに人はひかれるんじゃないかと思いました。名物料理もそこでしか味わえないもの、美味しいものでそれを食べたいというパワーが生まれるのかなと思います。

商店街の活性化には何が正解かはわからないけれど、歴史を生かすというのは一つの方法だと感じたし、映画という文化を継続させる努力があったり、私が生活する韮崎市のことももっと知ろうと思ったそんな休みのひとときでした。

丸山